
小手先のテクニックの前にまずは志望動機を明確に!
「森を見て木を見る」とありますが、全体の目的をしっかり定めた上で行動に出ることは物事を進める上で最も重要な部分です。履歴書、職務経歴書での森は「志望動機」になります。

そもそも「なぜ自分がその企業に応募したいと思っているのか?」「自分はそこで何ができるのか?(どんな経験を活かせるのか?)」「今後の自分の人生にどうつながるのか?」をじっくり考えてから、「志望動機」に基づいた履歴書、職務経歴書作成に入りましょう。
履歴書用紙の選び方
最近では、市販の履歴書用紙にはいろいろな種類がありますが、新卒、アルバイトの履歴書と、転職、再就職者の履歴書は異なります。「退職の動機」欄があるもの、「志望動機」欄が大きいものなど、キャリア採用向けの用紙を選ぶことをオススメします。また、サイズは通常A4サイズが使われています。
ウソはいずれバレると思うべし
履歴書を書いていると、学歴や職歴などで「ここでこう書ければもっと自分をアピールできるのに・・・」と思うことが多々あるかと思います。しかし、あなたはあなた以上になることはできません。仮にウソをついて自分をよく見せることに成功し、入社したとしても、企業への提出書類や、同僚との会話の中でもウソはバレる可能性があり、あなたの信用問題にかかわります。もしバレなかったとしてもウソをつき続けることはとても疲れます。
履歴書はあなたを表現するものであり、履歴書を良く見せるための技術は用いていいですが、ウソはNGです。
手書きは基本
文字でその人の人柄を見る企業の採用担当者は非常に多く、そのため、履歴書は現在でも手書きが主流となっています。使用する筆記器具は黒のインクの万年筆が良いでしょう。下手でもよいので丁寧に書くことを心掛けましょう。また、誤字など履歴書に一文字でも間違えが合った場合は、修正液を使わず新しいものに書き直しましょう。
貼り付け写真には写真館で撮ったものを
社会のルールとして「人を外見で判断しない」ということがモラルとされていても、社会人として見た目や身だしなみは重要なステータスのひとつです。写真は第一印象を決める上でとても重要です。採用担当者は写真で何よりもまず、知性や礼儀正しさ、明朗さなどを見ます。できるだけ良い印象を与えるため、清潔感を与える身だしなみで(清潔感をアピールするのであれば、男性であれば青系のネクタイを、女性であれば髪を後ろで縛ると有効です。)クオリティーの高い写真を用意しましょう。写真館などで撮ったものを利用すると良いでしょう。アルバイトや、パートの場合はスナップ写真でも良いですが、転職や再就職の場合はNGです。
学歴はどこから書けばいい?
履歴書では、学歴はできるだけ詳細(小学校時代)まで書きましょう。企業側は「どんな環境で育ってきたのか?」「その環境が現在の価値観にどのような影響を与えているのか?」などを見ていきます。ですので、学歴欄には、小学校の卒業年から書きましょう。
資格、特技、趣味などには何を書けばいい?
企業側は、資格や、特技、趣味などから「業務に関連した能力を持っているのか?」「何が得意か?」などを見ます。業務に関連した資格を保有していない場合でも「人の名前と顔を一度見たら覚えることができる」「毎朝ジョギングを続けている」など、思わぬところで企業が評価をする可能性もあるのでアピールしましょう。
資格欄では、とりあえず、これまで合格した資格を寄せ集めるというケースがありますが、あまり多く持っている場合「級」などの資格は省き、ある程度選出して記載することにしましょう。
また、資格欄は、何もこれまで合格した資格だけを書く場所ではありません。今後取る予定の資格や、現在勉強中の資格なども「○月に○○の資格を取るため、現在現在勉強中」という風に記載することができます。 趣味欄については、資格や学歴と違い証拠や証明するものではなくあくまでも個人が趣味と言えば成り立つものです。ですので、ある程度好きな分野などであれば、趣味は企業の特徴に合わせて活用するのも良いでしょう。
履歴書の使いまわしはNG
10の企業があれば10の採用ニーズがあります。企業によって求める人物像、スキル、経験は異なります。履歴書は企業によって使い分けましょう。応募する企業がすべて同じということであれば問題はありませんが、応募する際は、応募先企業の企業分析をし、その企業に合った履歴書を毎回作成するのが企業採用担当者にとっても魅力的にうつりますし、転職成功に最もつながります。
封筒の宛名書きにも配慮を
応募書類の中で採用担当者が一番最初に目にするのが履歴書の入った封筒です。第一印象が悪くなれば、中身の履歴書に対しても悪いイメージを持たれかねません。宛名や住所は縦書きが原則です。履歴書そのものの住所欄にも言えることですが、丁目や番地を3-3-3のように略さないようにしましょう。しっかりと「一丁目一番地一号」と書くのがマナーです。社名は住所よりも少し大きな文字で書き、封筒の中心に来るようにするとバランスが取りやすくなります。
宛名では「様」と「御中」についての間違いが目立ちます。社名の下には「御中」を付け、担当者名の下には「様」と書くのが基本です。間違っても「株式会社○○様」「人事部山田御中」などとしないよう、気をつけてください。基本的には担当者名を、担当者名が分からない場合には「株式会社○○人事部 採用御担当者様」とするのが良いでしょう。
年号は元号と西暦の併用が無難
日本の企業の場合、正式には元号を使うことが多いですが、やはり一見して時間の経過がわかりやすいのは西暦です。見易さを考え併用して書くことといいでしょう。また、外資系企業の場合は、西暦でも問題はないでしょう。


